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20121231 no title


今年を振り返る。

春から製本していました
無線綴じ手製本と、印刷所に頼んでのオンデマンド並製本

『沈黙』 手製本/無線綴じ+和綴じの読めない本
『シ』 手製本/ページが抉られて読めない本
『スイマー』 オンデマンド本/友人との共著短編集/初版50部
『星降る昼』 ZINE/これは物語ではないスピンオフ/初版30部

本という物体に親しみ、紙や印刷物が好きになりました
読書している時も、表紙の材質や綴じ方や、本文組み、本文紙の厚さ、上製本なら花切れや栞にも嫌でも目が行くようになりました

でもって文フリ初参加(一般参加の5月)→初参戦(出展者としての11月)です

同人誌界隈ってたのしいな…………
即売会ってわくわくするな………………

散歩しに行った5月と売り物として本を売った11月では意識は全然変わりました
文学フリマは継続して参加したいです
2013年11月には出展するつもりです


文フリ含め続きに奔走した一年でした
文芸部でもstreeでもまとめ役をし、材料・予算等の調整、はじめての事務仕事
これらを経てちょっとはちゃんとした人間に成れたかもしれない


人間関係のことも挙げたいです
既知の友人とも今までよりもずっと深い話が出来たと思います
ひとりひとりの話に触れることは出来ませんが、充足した日々でした
文フリ等イベントを通じて出会った人も沢山いました
直接会うというのはとても刺激になります
(多分、劇やライブと同じことです 行って見ると全然違うものです)

皆様本当にありがとうございました。


次の課題のひとつは編集です
作品をつくった、ではその見せ方をどうするか/出来あがった作品をどうデザインするか、編集という課題にぶち当たりました
制作と同じだけの神経を編集にも注がなければなりません
見せること、編集することは実はすごく労力を使うことなのです


インプットも交流も刺激も充実していたと思うので、2013年はもっとアウトプットもガンガン行きたいです
作ることと編集することを両方こなせるように。

2013年も宜しくお願いします。


20121230 今年読んだ本


書く書く詐欺でした。
とりあえず今年をまとめて見ようと思い、リストアップだけしてみます。
まとめただけです。

『人間失格』太宰治
『笑う月』安部公房
『死者の奢り』大江健三郎
『Self-Reference ENGINE』円城塔(再読)
『演劇入門』平田オリザ
『シーシュポスの神話』カミュ
『禿鷹』カフカ
『訴訟』カフカ
『プレーンソング』保坂和志
『水入らず』サルトル
『哲学の謎』野沢茂樹
『文学理論』ジョナサン・カラー
『小説、世界の奏でる音楽』保坂和志
『カフカ短篇集』カフカ
『異邦人』カミュ(再読)
『Boy's Surface』円城塔
『審判』カフカ
『狐憑』『木乃伊』『文字禍』中島敦
『転落・追放と王国』カミュ
『ペドロ・パラモ』ファン・ルルフォ
『嘔吐』サルトル
『パルタイ』倉橋由美子
『夜のかくれんぼ』星新一
『百年の孤独』ガルシア=マルケス
『ダンス・ダンス・ダンス』村上春樹
『文体練習』レーモン・クノー
『スロー・ラーナー』トマス・ピンチョン
『浴室』ジャン=フィリップ・トゥーサン
『ためらい』ジャン=フィリップ・トゥーサン
『虐殺器官』伊藤計劃
『ハーモニー』伊藤計劃


20121221 ご無沙汰しております


諸連絡です。


1.通販を開始しました。

『スイマー』『星降る昼』通販のお知らせ

『星降る昼』が受注生産となるため、発送は1月下旬を予定しております。
送料は80円です。クロネコメール便利用です。
お気軽にご利用いただけたらと思います。

文学フリマが過ぎ、進級制作をこなしたら年末年始で師走な始末です。猛ダッシュです。


2.次の書籍について

2月・5月コミティア、4月文学フリマ(@大阪)・超文学フリマ(ニコニコ超会議と合同@幕張)の参加は見送ります。
スイマーズは次回11月芸祭と文学フリマに向けて新刊の構想に入りました。
4月に学内でメンバー募集を呼び掛けるつもりです。文芸や装丁や書籍に興味のある方はぜひ。

山川個人の活動は未定です。
もしかしたら知人サークルに委託などある「かも」しれない。
個人での作品発表もある「かも」しれない。
予定は未定です。


3.文学フリマの「感想」

購入した書籍は全て拝読いたしました。
感想を記したいのですが、感想を記す前に、「感想」を定義づけなければなりません。
まず「感想」とは何か明記してから、それぞれの作品について言及させて頂きます。

通販途中の為、『スイマー』収録の『solarfault』、『星降る昼』へのコメントは控えます。


4.ライブ・読書の「感想」

12/13のPeople In The Box(対バンGOING UNDER GROUND)「実施中! 第一回拡散祭」@渋谷クアトロ に行ってきました。
その行き掛けに『ダンス・ダンス・ダンス』村上春樹 を購入。
それから暫く連続して読書しています。

『ダンス・ダンス・ダンス』村上春樹
『文体練習』レーモン・クノー
『スロー・ラーナー』トマス・ピンチョン
『浴室』ジャン=フィリップ・トゥーサン ←途中

小説家は年に100冊読んでも少ない方だそうです。
今年は数えたら30ちょいでした。
全く読まない月もあったのです。
もうちょっと頑張ってもいいんじゃないかなあ。

今はピンチョンの『V.』が欲しいです。
どなたに色目を使えばプレゼントして頂けるのでしょうか。

ライブについては、公益のために、功利的感想を書き残したいところです。
例えばこんな質問があるかも知れない。

「ピープルのライブにはじめて行くのですが、激しいですか? モッシュはありますか?」

ベストアンサーに選ばれた回答
『皆無です。棒立ちライブです。手を振る者さえありません。七分丈でちょっと寒かったです』


5.世界滅亡

コラボ:『市松町以外全部沈没』

2012.12.21 人類滅亡を記念し、いちまつちょう世界観の『ワールドエンド』に準拠して勝手に書きました。
コラボまとめはこちらです。
今回はゆるふわスペクタキュラーハルマゲドンピクニック飲みです。メリーワールドエンド。


6.次回予告

此岸の中学のテニス部は今日も練習で遅くなり、対岸には古い精神病院が立っている。
岬のような堤防の内側にその家はある。まるで廃墟みたいに無機質な構えだが、ちゃんと人が住んでいるのだ。


八月一日の物語はここから始まる。それぞれに訪れる変化と、互いに「知らない」ことについて。

たぶん2013年公開。絶賛推敲中。


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Written by.
Yodaka YAMAKAWA

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