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20140514 6741


ツイッターのお遊びより。

『スイマー』完全版、Vol.2で出張ったシロップ中毒マンと
『これは物語ではない』のご高説系イケメン透明人間の対談

どういう訳か作中の核心に近いものをかすめてしまったようです。
6741
透明人間ザムザ、森澤晴記にご高説垂れるの巻


「唐突に『説教しろ』と言われても」
「本当だよ、なんで見ず知らずの透明人間に」
「何言ってんの」
「は?」
「おまえが説教される方だが」
「なぜ? なんでぼくが、見ず知らずの透明人間に説教されなきゃいけない」
「なぜ? 自分の胸に手を当てて考えてみろ」
「は」
「独りになって考えてみろ。5分ぐらい時間やるから。おれは席を外す」
「おい、ちょっ……」

「……席外しても見えねえから分かんねえ……」

「……」

「……ああ」

「………………」

「……」

「…………」

「………………」

「………………………………」







「気が済んだ?」
「うわっ」
「心当たりは」
「登場が唐突過ぎる」
「分かってるだろ、透明だからな」
「あのさ、そりゃぼくにも説教されるべき事柄はあるよ。だって恥じずに生きてる人間なんていないだろ。多かれ少なかれ誰しも負い目は背負ってる。普遍的に、誰しも説教には応じられる」
「はい、開き直り」
「何だよ」
「しかも普遍という札のもとに自覚している肝心な点を濁しておられる。こりゃケツバットのタイキックだな」
「だから何のことだよ」
「おーっとこんな所に『スイマー 完全版』400円 と『スイマー Vol.2 ゆれるおおなみ』500円がーどちらも増刷の予定はあるが在庫僅からしいから通販はお早めにとのことだー通販はこちらから受け付けているということだーついでに新作長編『■■■』も宜しくねー」

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「露骨すぎる」
「という訳で君の罪状はこの2冊から読ませて頂いた。あとさっきしらばっくれた君には追加ヒザカックンな」
「メタにしても露骨だなあ」
「どうしておれはこう、ダウナーで離人的でひ弱な海好きの男の相手ばっかされられるんだろうね」
「類友って知ってる?」
「語の意味は存じているが君はこの状況に該当すると思うんだ?」
「怖いあんた怖い」
「怖いのが嫌なら都合よく甘やかされたいんだ? 目を塞がれて暗闇で頭を撫でられたい?」
「それが説教?」
「心当たりと後ろめたさがあるなら何だって説教さ」
「あんた、抽象的だよ、語りが」
「具象的に言ってほしい? そうか、『solarfault』の畳の断片的回想で何が起こったか逐一解説してほしいのか、それとも『水底の街について』の電話シーンの隠喩を一語一句紐解いてみせようか、君がご都合的に忘却した色んな光景やメタファー、君が見た筈の物事や一人称小説の限界を今ここで? 何文字必要かな。今のおれの台詞のせいでこの対談は1000字を越えちゃった訳だが。まあ君の長い沈黙も含んでだけどね」
「……だから、それなら、全部彼女に」
「咎められてるよな? もう既に」
「だからこんなに時間が掛かった」
「君と彼女はいつになったら再び出会えるの? 交わり離れてを繰り返している。そういうカード? 『恋人たち』? 商品化するって? また訳の分かんない製本でもすんのかよ」
「まあタロット化は儲かりそうだなあ」
「安直ながら『塔』と『月』が確定している」
「それ駄目なカード」
「さすがご存知で、中二病」
「これは説教というよりもぼくのプライバシーなメンタルにボディーブローをかましたいだけでは?」
「まあ金儲けの話はそこそこにしよう」
「やりたい放題だな、あんた」
「でも君だって全知全能になれた器だった」
「何の話?」
「くだらない薬に酔って感覚鈍麻を起こさなければ君は相当のことを知り得ただろう。まあでも、酔っ払ったからこそ見えたものもあるけどね。今のところ完璧な人間はいない。ま、誰しも見える地平に限りがあるってことで、全部足して補完し合えば総体の量感が見えてくるんじゃねえの」
「あのさ、そういうあんたの語り方、一人よがりって言われないか」
「面と向かって言われたことはない」
「核心を突こうとしているようでいて、上辺のきれいな言葉ではぐらかしてるように見えるんだけど。それって不誠実じゃないか? おれだって不明瞭だけど何とかしようとしてるよ。おれは、甘えてるし、彼女には申し訳ないと思ってるし、次こそはちゃんと出来るようにって思ってる。思っているのは本当なんだ。今まで不誠実だった分のツケを一生かかって払っていこうと思ってる。語れるなら本当のことを語ったほうがいいんだろ」
「おれの態度は逃げだと、君は言いたいんだ」
「色んなことを知っている癖に教えようとしない高みの見物的な態度がムカつく。妙に抽象的でレトリックな感じも」
「ああレトリックさ。聴こえの良い響きを選んでいるよ。ここでネタばらしをしようとは思わないからな。君だっておれの口頭から答えを知りたい訳じゃなかろう。総体が答えなんだよ、ただ一人の口から語られるものじゃない。全体像だよ、視点を広げて鳥瞰してみて。おれ一人の口からは言えない。だが、おれにしか見えないものはある。でもおれにも見えないものがある。だから統合して、皆の話を聞いてみて。断片は輪郭をもたないけれど質量はそこにちゃんとある」
「抽象的で個人的な意見をあんたに伝えていい? 意見っていうか簡単な質問」
「どうぞ」
「火を盗んだの?」
「そういうことだ、それに」
「あんた一人じゃ手に負えなかった?」
「いいや、出来過ぎていたぐらいだったよ。君よりもずっといい線達してた」
「でもしくじったんだ」
「それはどうだったんだろうね。おれは」
「訳分かんねえな」
「話題が〆にかかったところで2200字を越えたんだが」
「お後が宜しいようで」
「デコピンのケツバットのタイキックのヒザカックンで本会を〆させて頂きたいと思います」
「おい、ちょっと」
「それでは皆様、次はact.5でお会いしましょう。さよなら〜」
「ねえ! サドか! サディスト! タイキックはまずいってあああああ」


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Written by.
Yodaka YAMAKAWA

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